「急に引っ越しをすることになってしまった」「でもいったい何から始めたらよいのかわからない」
転勤などで急に引っ越しをすることになる場合、どのような順番で何をすれば良いのか迷いますよね?
引越はやらなくてはいけないことが、本当にたくさんあります。
たとえ、引越しを経験されている方でも、慌ててしまうことでしょう。
引越をスムーズに行うためには、あらかじめどうすべきか知っておくことが大切です。
そこで、引越しに必要な手続きや、流れなどを詳しくご紹介します。
・引っ越し日を決める
管理会社への連絡
賃貸物件に申し込みをすると、入居審査があります。
これに通ると賃貸契約ができるようになります。
こうして引っ越し先が決まったら、まず賃貸物件の解約の手続きをします。
契約を終える場合、(物件により異なる)退去日の1~2か月前に申し出が必要となります。
しかし、入居審査が通った時点から、大体2週間ほどで家賃発生日となります。
旧居と新居の契約期間が重なり、二重家賃となってしまうため出費がかさんでしまいます。
家賃を無駄にしないためにも、できるだけ早めに管理会社か不動産会社に連絡して解約する旨を伝えましょう。
物件によっては、不動産会社か大家さんに相談して、入居日を遅らせてもらう交渉もできます。
あらかじめ相談可能か聞いておくとよいでしょう。
引っ越し業者を決める
次に引っ越し業者に連絡して、見積もりをしてもらいます。
いくつかの業者に見積もりをしてもらうと、価格や条件を比べられるので引っ越し費用を安く抑えられます。
また、引っ越し業者と直接、引っ越し金額の価格交渉もできます。
引越一括見積などのサイトもあるのでうまく活用しましょう。
ただし、価格を比較できて便利な反面、いろいろな不動産業者から連絡がきてしまいます。
それが煩わしいようであれば、個別に引っ越し業者へ連絡しましょう。
また、一般的に引っ越しのシーズンである、1~4月頃は繁忙期であり割高になります。
なお、平日と土日祝日の引っ越しの価格相場の差はあまりないようです。
ただ、月の上旬や中旬より下旬の方が高くなるようです。
さらに時間帯でいうと、朝早くと夜は価格が安くなります。
・荷造り
梱包資材を準備
荷造りに必要な段ボールなどは、引っ越し業者が必要なだけ持ってきてくれます。
引っ越し後に、段ボールを無料で回収しに来てくれます。(有料な業者もある)
割れ物の梱包に使う、緩衝材も無料でもらえますし、ガムテープも1〜2個もらえるようです。
布団は布団袋に入れてくれますし、洋服は、当日ハンガーラックにかけて運んでくれます。
家具、家電製品も布で包んで運んでくれますので、出したままで大丈夫です。
冷蔵庫は前日には空にし、電源を抜いておきましょう。
その他、自分で用意しておく物としては、軍手、マジックなどです。
収納する部屋を、段ボールにマジックで書いておくと後で楽です。
奥の部屋にある、あまり使用していない物から先に段ボールに詰めていきます。
また、サイズの小さい段ボールには、本や食器など重いものを入れるようにしましょう。
不用品や粗大ごみなどを処分する
引っ越しの際には、不用品や粗大ごみがどうしても出ます。
引っ越し当日に大量にごみを出し、近隣の迷惑にならように、早めに少しずつ処分しておくようにしておきましょう。
不用品回収業者に有料で頼むか、または自治体に持ち込むか予約して回収してもらい処分します。
ゴミ処理券(コンビニなどで販売)を、粗大ゴミに貼って回収予約日に集積所へ出します。
・住所変更の手続き
役所への転出転入届
引っ越し日前に、現在お住まいの役所へ転出届を出します。
国民健康保険証(加入者のみ)や、印鑑登録証(持っている方)を返します。
引っ越し先の役所へ転入届を出します。(転入した日から14日以内)
いずれも、身分証(本人確認のため)、マイナンバーカード(持っている方)、国民年金手帳(加入者のみ)が必要です。
ライフライン
水道、電気、ガスの住所変更はインターネットからできます。
ガスの閉栓は、オートロックなどの建物の場合ですと立ち合いが必要になることも。
ガスの開栓は、ガス会社に必ず立ち合いをしてもらいます。
引っ越しシーズンだと、こちらの希望の日に予約が取れないこともあるのでなるべく早めに連絡しましょう。
その他の住所変更
銀行口座やクレジットカードなどの、住所変更も忘れずに行っておきましょう。
生命保険や火災保険なども住所変更します。
携帯会社や固定電話、NHK、インターネット回線、Amazon、楽天など、住所を登録してあるものは全て変更しておきます。
また、郵便局へ転送届を出しておくと、1年間新住所へ郵便物を転送してくれます。
上記のたいていの手続きは、インターネットでできます。
その他、勤務先へ住所変更届を出します。子供の学校へ転校転入手続きをします。
普通自動車、原付自動車、免許の住所変更と、駐車場の解約も忘れずに。
ペットがいるなら、登録変更届が必要です。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
引っ越しは、意外にやることがたくさんあって大変ですね。
事前にやるべきことを知っておくと、スムーズな引っ越しができると思います。
引っ越しを控えている方は、是非実践してみてくださいね!