「なかなか寝付けない」「ぐっすり眠りたい」など、睡眠に関する悩みは多いのではないかと思います。
仕事や家事で疲れているのに良い睡眠ができないと、体だけではなく心のストレスもたまります。
少しでも睡眠の質を上げて、毎日の疲れをとり安眠したいですよね?
そこで今回は、睡眠の質を上げる寝具について考えてみたいと思います。
安眠とは
安眠とは「ぐっすり気持ち良く眠る」という意味をもちます。
人は睡眠をとることで、疲労回復や新陳代謝を促進させ、大脳を休ませることでストレス軽減させています。
しかし、睡眠不足ですと体調や精神に影響を与えるのです。
ただ、長時間の睡眠が良い睡眠というわけではありません。
深い睡眠をとれれば、短時間でも質の良い睡眠をとをとることができます。
したがって、深い質の良い睡眠をとることが必要となります。
質の良い睡眠、安眠を得るためにはいくつかの方法があります。
例えば、睡眠の質の向上に良い食べ物や飲み物を摂取する、カフェインやアルコールを控える、周りの音を遮断する、寝具や、香りなどで眠りやすい空間を作るなどがあります。
今回はこの中で、安眠を得られる良い寝具について考えていきたいと思います。
マットレス
寝る時に体全体を支えるマットレス。
このマットレスが心地よくないと、気持ち良く熟睡できませんよね?
背中や腰に負担がかかり、起きたときに疲労感が残り、結果として眠りが浅くなります。
それでは、どのようなマットレスを選んだらよいのでしょうか?
硬さや柔らかさ
自身の体型により合うと感じる硬さは変わってきます。
大柄な方は、硬めのマットレスの方が良いでしょう。
逆に、小柄なかたは、柔らかめが良いでしょう。
素材
マットレスに使用される素材は様々なものがあります。
高反発ウレタン
高反発なので、跳ね返す力が強い分姿勢を安定させ、寝返りを打ちやすくします。
やや硬め。耐久性があり、通気性も優れており、湿気が逃げやすくなっています。
低反発ウレタン
保温性が高く、包み込まれるような寝心地の良さがあります。
圧力や衝撃の吸収・分散に優れる。通気性は悪い。寝返りが打ちにくいといった欠点があります。
その他、綿類
通気性が良い。保温性も高い。体圧分散力が非常に高く、とても柔らかくて寝心地が良い。
コイルの種類
ノンコイル
低反発と高反発に分かれる。軽い。移動が楽。比較的安価。比較的処分が楽。
薄型ノンコイル
安価。薄い。非常にコンパクト。ノンコイルよりもより軽量。処分が楽。寝心地は劣る。
ポケットコイル(コイルスプリング)
コイルが小さな袋に一つずつ包まれたコイルのことです。
身体を点で支える。体圧分散に優れる。柔らかい寝心地。耐久性がある。高価。通気性が悪い。
ボンネルコイル(コイルスプリング)
ワイヤーでコイルを縦横に連結し一体化したものです。
身体を面で支え体圧分散が高い。耐久性にも優れる。寝返りもしやすく通気性にも優れいる。
高価。処分が大変。厚さがある。大きく重い。硬め。
毎日の安眠には、自分に合った良質なマットレス選びも重要なポイントです。
寝返りがスムーズにできるものを選択しましょう。
できれば、実際店舗へ行って確かめた方が良いでしょう。
枕
毎日の疲れから、頭部から首を包んで支える枕。
良質な枕選びもマットレスと同じくらい重要です。
なかなか自分に合ったものを探すのは難しいですよね?
合わない枕を使用していると、首こりの原因になり、いびきや肩こりの原因にもなります。
それでは、どのような枕が安眠できる枕なのでしょうか?
硬さや柔らかさ
硬い枕としてパイプ、そば殻など、柔らかい枕としてはポリエステル、羽毛などがあります。
硬さや柔らかさの感じ方には、個人差があります。
商品の口コミを見たり、自分で色々と試してみたりして好みの硬さを選びましょう。
素材
高反発・低反発ウレタン
柔軟性があり体圧分散に優れる。首や頸椎にフィット。優しく支える。
ポリエステルわた
柔らかく、弾力性がある。安価で軽量。
パイプ
通気性が良い。耐久性が良い。パイプを取り出せば枕を洗濯できる。
羽毛
柔らかく、温かい。吸湿性、通気性に優れる。発散性にも優れています。
高さとサイズ
頭から肩にかけて10~15°の傾斜、顔に5°の傾斜がつく枕が良い高さとされています。
枕の多くは、約35×50cm・約43×63cm・約50×70cmの3サイズで展開されています。
その中で、自分の体型にぴったりな大きさを選ぶようにしましょう。
私のおすすめのマットレスと枕は、テンピュールです。
体に良くフィットするので、圧迫感を軽減し安眠をもたらします。
少し高価ですが、一度使うとなかなか手放せません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私たちが安眠を得るには、質の良い睡眠は欠かせません。
質の悪い睡眠をとっていると、体調や心の調子だけでなく、生活の質も下がってしまいます。
記事のように良い寝具に変えるだけでも、今までよりもより良い安眠が得られると思います。
自分に合ったものを、探していくのも面白いかもしれませんね。
毎日を健やかに過ごすためにも、是非一度試してみてくださいね!