犬って可愛いですよね。
家族の一員として色んなところに一緒に出掛けたり家でのんびり過ごしたり…
飼いたい!という方多いのではないでしょうか。
しかし、犬を飼ううえで、知っておかなきゃならないことは、たくさんあるのです。
これは全ペットにも、言えることですが今回は、犬を中心にお伝えします。
一生を過ごす覚悟
犬は10~20年生きる動物です。
その期間、ずっと面倒をみてお世話をする必要があります。
自分が、具合が悪いときも出かけるときも、犬はいます。
あなたが頼りです。
自分が具合が悪い時、犬のお世話をする方はいますか?
旅行の時、どこか預け先はありますか?
必ず決めておいて下さい。
犬も年をとり、老いが来ます。
受け入れる覚悟はありますか?
介護になった場合、自分を犠牲に出来ますか?
このように、さまざまな出来事も起きてきます。
しかし、すべて受け入れ、共に生活していく覚悟が必要です。
犬を買う相場は?
まず、犬を飼うにはお金がかかります。
ブリーダーさんや、ペットショップから買う場合が多いと思いますが、相場はいくらなのでしょうか。
だいたい犬の相場は、20~60万程です。
血統書付きや、外見の可愛さ、人気の犬種によって値段は変わってきます。
最近は、先天性の病気などがないか、検査がついているお店もあります。安心して飼える半面、値段は、高めです。
ペットローンが使えることもある
ペットショップによってペットローンを用意している場合もあります。
ペットローンとは、信販会社や銀行などのローンになり、分割でペット代金を支払うことが出来ます。
しかし、ローンになりますので審査が必要で、通ることができない場合は利用することが出来ません。
ほとんどのローンが利息もつく為、元金より多く支払う必要があります。
ローンは便利ですが、しっかり月々の返済の計画を立てなければなりません。
飼う時の初期費用
犬以外に、揃えるグッズはたくさんあります。
ゲージや餌など、いくらほどかかるのでしょうか。
今は室内で飼うことがほとんどですので室内飼いの場合についてです。
ざっと平均的な価格で出してみます。
(あくまでこれからお出しする値段は平均です。
物や病院によって前後します。)
- サークル・ゲージ 1万円
- ベッド 2000円
- クレート(キャリーバッグ) 7000円
- トイレ 2000円
- トイレシーツ(ペットシーツ) 1500円
- 餌、ドッグフード 3000円
- 給水機 2000円
- 食器 1000円
他にも、子犬は寒さが苦手ですので毛布や、必要ならおもちゃ、歯磨きグッズブラッシング用のブラシなど、必要に応じて用意するものがあります。
犬種に応じて、必要なものも変わってきます。
事務的な費用、ワクチン代などの医療費
犬には登録費用がかかりどの犬種に関わらず3000円かかります。
(注射済票交付に⁺550円)
義務付けられているワクチン接種
犬にはワクチン接種があり接種が義務付けられている『狂犬病予防接種』任意接種になる『混合ワクチン』があります。
狂犬病ワクチンは厚生労働省が定める狂犬病予防法で生後3か月以降の、犬に対し年に一回、ワクチン接種をしなければなりません。
病院により、値段の差はありますが4000円ほどかかります。
任意のワクチン接種
任意接種の混合ワクチンは任意なため、受けなくても良いのですがドッグランや、ペットホテル、トリミングなどを利用する場合は、3種以上の混合ワクチンの接種証明を、提示しなければならないところが多いので、利用を考えている場合は受ける必要があります。
また、動物病院で受診をする際にも提示を求められる可能性もありますので出来る限り、打っておくのがお勧めです。
混合ワクチンも、年一回の接種が推奨されており種類は、1種・3種・5種・6種・7種・8種・11種と分かれていて、どのワクチンが必要かは獣医さんに相談するといいでしょう。
費用は5000円~1万円くらいかかります。
避妊・去勢手術
こちらも任意になりますが避妊・去勢の手術をすることで特有の病気の発生を予防することが出来ます。
発情期のストレス軽減や発情期などのトラブルも抑えられますので手術のリスクはあるものの行う方が多いようです。
受ける時期は生後6~7か月を目安にします。
費用は去勢より、避妊の方が少し高めで体重や大きさによって値段が変わってくる病院もあります。
去勢手術は2万~4000万、避妊手術は3万~5万ほどかかります。
まとめ
犬を買うのも生体代だけではなく登録料やワクチン代、飼育グッズなどさまざまなものを必要とすることが分かりました。
手術や、ワクチンなど最初は病院に行くことも多いので仕事などをされている方はしっかり前もって予定を立てておくことも必要ですね。
色々なことにお金がかかりますので、お金は余裕をもって準備しておくことが重要になります。
まだまだ、犬にはお金がかかりますので次は『理解しておく重要なこと②』で続きをご紹介していきたいと思います。