モーツァルトの驚くべきパワー!聴くだけで心と体に効く!?おすすめの曲は?

クラシック音楽が心と体によいということは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
近年では、クラシック音楽の中でも特に「モーツァルト」の持つパワーが注目されています。
今回は、モーツァルトの驚くべきパワーやおすすめの曲をご紹介しましょう。
聴き流すだけでもOKですよ!
気軽に生活の中に取り入れてみましょう。

モーツァルトってどんな音楽家?

モーツァルトという名前や音楽は誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
テレビや映画に使われたり、演奏会で取り上げられることも多く、広く親しまれていますね。
では、モーツァルトとはどんな音楽家だったのでしょうか。
モーツァルトは、1756年にオーストリアで生まれました。
5歳のときにはすでに作曲をし、神童といわれて育ちます。
35歳という短い生涯でありながら、なんと600以上の曲を作っているのです。
そして、音楽的才能を見出した父親に連れられて、ヨーロッパ各地に旅をしながら活動を広げました。
モーツァルト自身も、10年かけてコンサートツアーをしたそうです。
「旅をしない音楽家は不幸だ」と言っていたとか。
また、こんな言葉を残しています。

音楽は自らの人生であり、人生は音楽である

夢を見るから、人生は輝く

望みを持とう。でも望みは多すぎてはいけない

ともあれ、われわれはここからまだ何かを学び取ることができる!

天才であるがゆえの苦悩もありながら、希望を持ち明るく生きようとしていました。
モーツァルトの人生については、ユニークなエピソードもたくさんあります。
その一部をご紹介しましょう。

実はものすごく努力家だった!
モーツァルトは、勉学にも励みました。
特に作曲には多くの時間を費やし、とことん研究を重ねていたようです。
亡くなる3年ほど前には、「作曲家として努力を続けることが何よりも大切である」と書き残しています。
天才といわれる人たちは、その裏で並々ならぬ努力を続けていることを忘れてはなりません。
マリー・アントワネットに6歳でプロポーズ?!
マリー・アントワネットはフランス国王ルイ16世の妻、王妃です。
王妃の母であるオーストリア女帝マリア・テレジアの前で、モーツァルトが演奏したときのこと。
モーツァルトは宮殿で転んでしまいます。
そのときに手を差し伸べたのが7歳だったマリー・アントワネットでした。
そこで6歳のモーツァルトはこう言います。
「ぼくが大きくなったら、きみをお嫁さんにしてあげるよ!」
モーツァルトは明るく無邪気な神童だったのですね。
驚くべき耳の良さ!
「絶対音感」という能力をご存知でしょうか。
聴いている音が「音階(ド・レ・ミ・・・)のうち、どの音か」が瞬時にわかる能力のことです。
この「絶対音感」がモーツァルトは特に優れていました。
どんなに難しい曲でも一度聴けば完璧に覚え、再現できたそうです。
なんと9つに分かれている音の重なりや動きを聴き分け、完全コピーしてしまったとか。
モーツァルトの耳の良さは超人的な才能のひとつです。
謎に包まれた死?!
モーツァルトは35歳で急死しますが、死因についてはわからないことが多く、今でもその謎は解けていません。
死因には諸説あり、なんと毒殺説まであるのです。
映画「アマデウス」では、モーツァルトの才能に嫉妬したライバル(サリエリ)により暗殺されています。
近年では、感染症で亡くなったという説が有力のようです。
ほかにも、お墓の場所がわからない、遺骨が行方不明など、謎は尽きません。
しかも、死の間際には謎の人物から「レクイエム(鎮魂歌)」の依頼を受け、未完成のまま亡くなってしまいました。
謎に包まれ興味深いモーツァルトの死ですが、没後も多くの作品が人々に愛され続けています。

モーツァルトはなぜ人気があるの?その秘密とは?

有名な物理学者、アルベルト・アインシュタインもモーツァルトの大ファンでした。
「あなたにとって死とは?」とたずねられて、アインシュタインはこう答えます。
「死とは、モーツァルトを聴けなくなることだ」
モーツァルトの音楽は長い年月を超えて、今もなお絶大な人気があります。
それはなぜでしょうか?
モーツァルトの人気の秘密を3つご紹介しましょう。

  1. シンプルである
    モーツァルトの作品は、曲のつくりや楽器の構成がシンプル。
    誰が聴いてもわかりやすく、安心できるのです。
    ピアノだけの曲、弦楽器だけの曲、交響曲や協奏曲を聴いてみるとよくわかります。
    また、音の数が多すぎず、少なすぎずに適度なバランスを保っていることも、聴きやすさにつながっているのでしょう。
    シンプル・イズ・ベスト!ですね。
  2. テンポが一定である
    モーツァルトの作品では、同じ曲や楽章の中で一定のテンポを保っています。
    その多くが1分間に120拍または90拍、ゆっくりの曲では60拍です。
    人間の血圧や脈拍などのバイタルサインも一定のテンポを保っているので、聴いていて落ち着くのではないでしょうか。
    モーツァルトはこんなことを言っています。
    「音楽においてもっとも不可欠でもっとも難しく、主要な事柄はテンポだ」
    人間が生きていくのに必要不可欠なバイタルサインと同じように、モーツァルトにとってテンポは大事なものだったのですね。
  3. 楽しい気分になる
    モーツァルトの特徴のひとつは、明るい曲(長調)が多いこと。
    親しみやすく、聴いているだけで明るく楽しい気分になります。
    モーツァルトは、音楽に詳しくない大衆にも親しまれるような音楽を目指していました。
    しかし、一方では音楽通も満足できるような音楽を追究し、魅力的な作品が生み出されています。
    また、不思議なことに、モーツァルトの音楽は明るさの中に「秘められた悲しさ」が感じられるのです。
    これが天才モーツァルトの不思議な魅力のひとつでしょう。
    一方、悲しげな曲(短調)は全体の1割以下ですが、いずれも名曲で、傑作ぞろい。
    こちらも不思議なことに、悲しさの中に「希望の光」や「神々しさ」が感じられます。
    モーツァルトはシンプルながら深みのある音楽を目指していたのです。
    聴いていていろいろな発見や味わいがあることも、楽しさの秘密かもしれませんね。

モーツァルトを聴くだけで健康になる!免疫力や集中力もアップ!?

モーツァルトの音楽は、人間だけでなく動物や植物、食品などにも影響を及ぼすという研究が数多くあります。
たとえば・・・
モーツァルトの音楽を流しておくと、牛のお乳がよく出る、プチトマトが甘くなる、日本酒の熟成が早く進むなど。
モーツァルトの音楽には、細胞レベルで影響を与える力があるのです。
ここでは、私たちの心と体を整える作用や、生活に取り入れる方法についてみてみましょう。

モーツァルトのすごい効果とは?

モーツァルトの音楽は、私たちの心と体にどんな効果があるのでしょうか。
5つご紹介します。

  1. 自律神経の働きを高める
    心と体の働きをコントロールしているのは、自律神経です。
    自律神経には、心と体を活発にさせる交感神経と、休ませる副交感神経があります。
    モーツァルトの音楽には、それぞれをバランスよく働かせて、自律神経を整える働きがあるのです。
    まず、モーツァルトの曲には強弱などの急激な変化が少ないので、安心して聴くことができます。
    そして、メロディーや和音(音の重なり)が明るく穏やかに広がり、副交感神経が活発に。
    加えて、ときにドラマチックな展開もあり、交感神経も活発化します。
    モーツァルトの音楽には、自律神経の働きを高めて心と体を整える力があるのです。
  2. 高周波で脳を活性化
    モーツァルトの音楽は、音の響き方に特徴があります。
    モーツァルトの多くの作品に含まれるのが、3500~4500ヘルツの高周波です。
    この高周波は、延髄から大脳にかけての神経系を刺激します。
    すると、脳神経やホルモン、血液循環、免疫などに作用して、心身が整えられるのです。
    また、「倍音(より高い周波数を生み出す特別な音)」も含まれているので、脳のリラックスや活性化もバッチリ。
  3. 1/f(エフぶんのいち)のゆらぎで癒される
    「1/fのゆらぎ」とは、音の持つ構造のひとつです。
    波の音や川のせせらぎ、私たちの心臓の鼓動など、自然界にある音に多く含まれています。
    規則的なものの中に不規則的なものが混じって、調和しているのが「ゆらぎ」状態です。
    その中でも、最もリラックス効果の高いものが「1/fのゆらぎ」。
    音楽では、基本となる音色やテンポなどが規則的に繰り返されています。
    そこへ不規則な音が絡むことで、「1/fのゆらぎ」状態になるのです。
    そして、「1/fのゆらぎ」が私たちの生体リズムと共鳴し、リラックス効果が生まれます。
    モーツァルトの音楽には「1/fのゆらぎ」が豊富に含まれているので、心地よさや安らぎが得られるのです。
  4. α(アルファ)波でリラックス&集中
    前述の1/fのゆらぎは、「α波」という脳波を導き出して、増やす働きもあります。
    「α波」は、副交感神経が優位に働き、リラックスしているときや集中しているときに多く見られる脳波です。
    特に、1分間に60拍程度のゆっくりした曲には、脳波をα波に変えて心身を整える効果があるといわれています。
    そのため、モーツァルトのゆっくりした曲を聴くと、リラックスしたり集中力を高めたりすることができるのです。
    さらに、心地よい和音も多く含まれているので、副交感神経を刺激してリラックス効果バツグン。
  5. 免疫力がアップする
    免疫力が下がっているサインには、次のものがあります。
    不眠、便秘、下痢、肌荒れ、口内炎、傷の治りが遅い、だ液が少ない、虫歯、低体温、風邪をひきやすいなど。
    あなたはどうでしょうか?
    免疫力を高めるためには、ストレスをためないこと、栄養をとること、睡眠をとることが大切です。
    加えて、クラシック音楽、特にモーツァルトが効果的だということがわかってきました。
    免疫音楽療法の専門家、和合治久氏が次のようなことを述べています。
    「モーツァルトの曲を10分も聴けば、体がぽかぽかして血行が良くなり、だ液の分泌も増えます。
    こうした反応は自然なもので、免疫学的に解明されているものです。
    だ液の分泌が多くなることにより、「IgA」という免疫物質が増え、免疫力がアップします。
    免疫力がアップすると、病原体やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれるのです。
    また、モーツァルトの高周波が、副交感神経を刺激して活発化させます。
    副交感神経が優位になることによって、がん細胞を攻撃する免疫細胞が活性化するなど、さまざまな効果があるのです」
    モーツァルトの音楽によって自律神経を整え、免疫力をアップさせることができるのですね。

聴き流すだけでOK!

モーツァルトの音楽は、聴き流すだけでも充分です。
まずは気軽にBGMから始めてみましょう。
クラシック音楽、特にモーツァルトの音楽には、脳を活性化させる効果があります。
脳は左脳と右脳に分かれ、それぞれ違う役割をしていますね。
私たちの日常生活や仕事においては、言語・論理的思考をつかさどる左脳を酷使しがちです。
しかし、左脳を酷使し続けると血流の悪化を招き、心身に悪影響を及ぼす可能性も高くなります。
左脳を休ませてリフレッシュさせるためには、身体感覚(五感)や芸術的な活動をつかさどっている右脳を刺激することが必要。
そこでモーツァルトの音楽を聴くと、右脳を刺激し活性化させることができるのです。
ちなみに、歌詞のある音楽を聴くと左脳が働いてしまいます。
歌詞のないクラシック音楽は、左脳を休ませるのに適しているといえるでしょう。

効果的な聴き方とは?

では、心と体を整えるためには、どんな聴き方が効果的なのでしょうか?
基本的には、好きな時間に好きな曲を聴けばOKです。
ここではおすすめの聴き方をご紹介しましょう。

いつ聴けばよいの?

基本的には朝、昼、晩いつでもOKですが、おすすめは朝と寝る前。
朝に聴けばスッキリと一日をスタートできますし、昼間も作業中などに流しておくと集中できます。
寝る前はリラックスして眠りにつくことができるので、特におすすめです。
1日2~3回を目安にして、気軽に聴いてみましょう。

どのくらいの時間聴けばよいの?

聴く時間は、1日10分程度でも大丈夫です。
モーツァルト作品の多くは、ひとつの楽章が10分程度で、3楽章または4楽章で1曲という構成になっています。
ひとつの楽章を取り出して10分だけ聴いてもよいし、時間があれば10分✕3セッション、30分程度聴くとよいでしょう。
何かをしながら聴き流しても、集中して聴いても、どちらでもOKです。
少しの時間でも毎日続けていくと、効果が続きますよ。

どうやって聴けばよいの?

特に決まりはありませんが、ここでは集中して聴く場合とBGMとして聴く場合に分けて考えてみましょう。

集中して聴く場合
心身を整えるためには、集中してしっかり聴くことをおすすめします。
静かな場所で、少し明かりを落とし、目を閉じて聴くと効果的です。
音量は大きすぎず小さすぎず、聴いていて心地よい程度に調整しましょう。
ヘッドホンで聴くとさらに効果がアップします。
BGMとして聴く場合
ランニングやウォーキングをしながら聴いたり、家事や仕事をしながら気楽に聴き流すのがおすすめです。
音量は小さめで、無理なく自然に聴き取れるように調節するとよいでしょう。

どちらの場合も、自分の心地よさを大切にしましょう。
ちなみに、音楽療法では生演奏を聴くことが基本とされています。
できればコンサートに出かけて、生の音楽を肌で味わってみてください。
人生が変わるかもしれませんよ!

どんな曲を選べばよいの?

基本的には、好きだな、心地よいな、と思える曲がよいでしょう。
音楽には「同質の原理」というしくみがあります。
そのときの気分や気持ちに合った雰囲気の曲を聴くことで、精神的に良い影響があるというものです。
たとえば、つらいときには悲しげな曲(短調)、うれしいときには明るい曲(長調)を。
今の自分の気持ちや感情に寄り添ってくれる、ぴったりの曲が見つかるとよいですね。
また、一日の中で、朝起きたときや移動中、作業中、寝る前など、それぞれの状況に応じて曲を変えて聴くのもよいでしょう。
いろいろと聴いてみて、お気に入りを見つけることをおすすめします。
次にご紹介するモーツァルトのおすすめ曲も参考にしてみてください。
ヘッドホンで音楽を聴く女性

モーツァルトのおすすめ曲!

では、早速聴いてみましょう。
といっても、何から聴いてよいのか迷いますね。
シーン別おすすめの曲をみていきましょう。

朝起きたとき

ディベルティメント ニ長調 K.136 (約12分), ヘ長調 K.138(約12分)
どちらも美しい弦楽器の響きに包まれ、とてもさわやか。
一日を気持ちよく始められそうです。
元気★★★★
癒し★★★★
切ない
ロマンチック★★★
かわいい★★★★
ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216(約20分)
ウキウキするようなヴァイオリンのメロディーで始まります。
朝食時や食後のコーヒータイムに聴けば、一日の活力がわいてくるでしょう。
元気★★★★★
癒し★★★
切ない
ロマンチック★★
かわいい★★★★

ウォーキング中

歌劇「フィガロの結婚」 序曲(約5分)
どこかで耳にしたことのある、親しみやすい曲です。
とても明るく軽快なので、ウォーキングのスタートにぴったり。
元気★★★★★
癒し
切ない
ロマンチック
かわいい★★★
ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218(約23分)
華やかなオーケストラで始まり、ヴァイオリンの明るい音色が続きます。
軽快なテンポに乗って、気持ちよく歩けそうです。
元気★★★★★
癒し★★
切ない
ロマンチック★★
かわいい★★★

音楽を聴きながら歩く女性

作業中

ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 <トルコ風> (約30分)
明るいヴァイオリンとオーケストラの音色でモチベーションもアップします。
作業を始める前に聴いてもよいでしょう。
元気★★★★★
癒し★★★
切ない
ロマンチック★★
かわいい★★★★
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331(約23分)
テレビやCMでも使われている、親しみやすい作品。
特に第3楽章の「トルコ行進曲」は、どんどん作業が進みます。
元気★★★★
癒し★★★
切ない
ロマンチック★★★
かわいい★★★★★
ピアノソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(約20分)
穏やかさと力強さのバランスが絶妙な作品です。
集中力もアップし、作業がはかどります。
元気★★★★
癒し★★★★
切ない
ロマンチック★★★
かわいい★★★★★

休憩中

オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (約14分)
ちょっと疲れたらコーヒータイム。
のびやかなオーボエの音色で、リフレッシュしましょう。
元気★★★★
癒し★★★★
切ない
ロマンチック★★★
かわいい★★★★★
弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458 「狩り」(約25分)
優雅な気分に浸りたいときには、こちらの作品を。
時間の許す限り、ゆっくりと聴いてみましょう。
元気★★★
癒し★★★★
切ない★★
ロマンチック★★★★★
かわいい★★★

寝る前のリラックスタイム

クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581(約28分)
クラリネットと弦楽器の透明感あふれる響きに癒やされます。
穏やかな気持ちで眠りにつけそうです。
元気★★
癒し★★★★★
切ない★★★
ロマンチック★★★★★
かわいい★★
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 第2楽章(約7分)
フルートの伸びやかな響きとハープの美しい響きが心地よい曲です。
リラックスして眠りにつけるでしょう。
元気★★
癒し★★★★★
切ない
ロマンチック★★★★★
かわいい★★★

うれしいとき

2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 (約8分)
人気漫画作品でも使用され、好評でした。
2台のピアノによる軽快な掛け合いが楽しく、ワクワクしてきます。
元気★★★★★
癒し★★
切ない
ロマンチック★★
かわいい★★★★★
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
ピアノとオーケストラの掛け合いが快活で、ウキウキします。
穏やかな第2楽章は、幸せな気分をゆっくり味わえるでしょう。
元気★★★★★
癒し★★★
切ない
ロマンチック★★★
かわいい★★★★★

ねこと音符のイラスト

悲しいとき

ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466(約30分)
モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも人気があり、あのベートーヴェンもお気に入りだったとか。
切なさの中にもあたたかさがあり、心が落ち着きます。
元気
癒し★★★★★
切ない★★★★★
ロマンチック★★★★
かわいい★★
交響曲 第40番 ト短調 K.550(約30分)
とても有名で、多くの人に愛されている作品です。
深い悲しみとともに優しいまなざしも感じられ、気持ちがやわらぎます。
元気★★★
癒し★★★★★
切ない★★★★
ロマンチック★★★★
かわいい★★

前向きになりたいとき

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618(約3分)
賛美歌のひとつで、神々しく美しい響きに圧倒されます。
その響きに心が救われ、希望で満たされるでしょう。
元気★★
癒し★★★★★
切ない★★
ロマンチック★★★★★
かわいい★★
ヴァイオリンソナタ 第34番 変ロ長調 K.378(約18分)
ヴァイオリンとピアノが見事に調和し、軽やかでかわいらしい作品。
春の日差しに包まれたような、穏やかな気持になれるでしょう。
元気★★★★
癒し★★★★
切ない★★
ロマンチック★★★★
かわいい★★★★★
交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」(約30分)
モーツァルトが最後に作った交響曲で、モーツァルト三大交響曲のひとつ。
美しさと神々しさを感じる作品で、気持ちが落ち着いて前向きになれます。
元気★★★★★
癒し★★★
切ない★★
ロマンチック★★★★
かわいい★★★

個人的におすすめの曲をあげてみましたが、個人の好みや感じ方には差があって当然です。
あくまでもひとつの参考として、軽い気持ちで聴いてみてくださいね。
そして、自分がどう感じたかを大事にしながら、お気に入りを見つけてみましょう。
きっと、世界が広がりますよ。

まとめ

モーツァルトの魅力や心身を整える力、おすすめの曲についてお伝えしてきました。
うれしいときも、悲しいときも、どんなときも、モーツァルトは寄り添ってくれます。
この機会に、モーツァルトパワーをご自身で体験してみてくださいね。
日常生活の中にモーツァルトの音楽を取り入れ、心も体も楽しく整えていきましょう。

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