無理しないエコ活動で地球にやさしい生活をしましょう。

近頃は、季節の移り変わりを徐々に感じることが少なく、急に暑くなったり、寒くなったり、異常気象や地震など、このままでは『限界』と地球から告げられているかのようです…

「なんとかしなければ」と思っても地球のために自分ができることって何だろう?

できることがあっても今の生活を大きく変えることは難しいですね。

「地球環境を守る」となるとハードルが高くなりますが、少しでも家庭でできるエコ活動をすれば、微力でも地球環境を守ることにつながるのではないでしょうか。

ここでは、日々の暮らしの中で無理をせず、簡単にできるエコ活動のアイデアをお伝えします。

なぜエコ活動 が大事なのか?

エコ活動とは? 

ecology(エコロジー)とは生態学、自然環境。

economy(エコノミー)とは経済。

エコロジーは、「人にやさしい、環境を守る」という意味で広く伝わっています。

そして、エコノミー(経済)と自然環境は深くつながり、私たちが生きて行くうえで切り離して考えることはできないため、ふたつを両立しながらバランスを保もつことが大切と言われています。

そこで、エコ活動がとても重要になりますが、私たちが日々の暮らしの中で少し意識を変えると、次のような地球に優しい生活へとつながります。

二酸化炭素の排出を減らす 

生活をする中で、車からの排出ガスや電気製品の仕様など様々な場面で二酸化炭素を排出しています。

その二酸化炭素の排出量が増えると自然環境に様々な問題を起こします。

日々の暮らしの中で増加する二酸化炭素の排出を減らすためには、こまめに電気を消したり、エアコンの設定温度をエコモードにするなど、小さくても出来ることを積み重ねていくことが大切です。

地球温暖化を抑える 

二酸化炭素などの温室効果ガスは地球温暖化を進めています。

二酸化炭素の排出を少しでも減らすことは、気温の上昇を防ぐことにつながります。

森林を守る 

私たちが豊かな暮らしを手に入れると同時に、たくさんの木々が伐採されて森林が減少しています。

森林が減ることは、二酸化炭素を吸収して酸素を排出してくれる植物が減るということです。

なるべく割りばしを使わずにマイ箸を持つ、リサイクルペーパーを使うなど、微力でも私たちが森林を守ることができます。

自然のサイクルを守る 

人が増えたことでゴミが増加し処理が追い付かない状況と、ポイ捨てなどで海や山を汚していることや森林の減少、気温上昇など地球だけではなく生態系が壊れると自然のサイクルが乱れます。

私たちに出来るごみの削減やポイ捨てをしないことなどは、自然を守ることにつながります。

エコ活動は身近な日常から

便利な生活に慣れて、いつの間にか行っていたことが自然環境を悪くしていたと思うと残念ですが、今からでも自分にできるエコ活動を続ければ、小さい力でもたくさんの人とつながって、大きな力になりますね。

まずは身近な日常でできることから始めるのはどうでしょうか。

ビニール袋を紙に変える

買い物にエコバックを使う方は増えていますが、ゴミ箱にビニール袋を取り付けて、ゴミ出しの日に捨てている方は多いようです。

そのビニール袋を新聞紙やチラシを折って袋状にしたものに変えると、プラスチックごみの削減につながります。

また、野菜の保存袋をビニールから新聞紙に変えると、新聞紙は野菜の水分を適度に吸収するので傷みにくくなり、無駄をなくすことにもなります。

マイボトルを使う 

お出掛けの時にマイボトルを持参する方は増えていますね。

そのマイボトルを家の中でも活用するといろいろなエコにつながります。

例えば、マイボトルに好きな飲み物を入れておくと、お茶やお水を飲むための冷蔵庫を開け閉めする回数が減ったり、電気ポットを使っている場合はその電力を削減することができます。

電気の使用量 を減らす

毎日掃除機をかける場合、掃除機の使用は週一回にして、その他の日はホウキで掃除をします。

ちょっと手間がかかるという時は、スタイリッシュな立てて置けるホウキなど、見せてもOKなものをリビングに置いて、すぐに取り出せるようにすれば便利です。

ナチュラルクリーニング 

家の掃除を合成洗剤を使わずに、重曹やクエン酸など自然素材のものを使って掃除をすると人や環境にも優しいエコになります。

重曹を使う掃除 

重曹は酸性の汚れを落とすので、キッチン、ガスレンジの油汚れや鍋の焦げ落としなどに力を発揮します。

また、重曹にお酢を混ぜて発泡させると、手の届きにくい排水口の掃除ができます。

そして、掃除だけではなく重曹パウダーは消臭効果もあるので、容器にパウダーを入れ玄関に置いたり、生ごみにはそのまま振りかけるなどの使い方があります。

クエン酸 を使う掃除

クエン酸はアルカリ性の汚れを落とすので、キッチンのシンクや蛇口の汚れ、鏡の水あか取りなどの掃除に向いています。

また、ぬるま湯で溶かしたクエン酸を使って、ケトルやコーヒーメーカーの水あかを取ることもできます。

運転はエコドライブ

ハイブリットカーや電気自動車のようなエコカーだけでなく、自分でも二酸化炭素の排出を抑えるエコ運転ができます。

まずは、急発進、急加速、急ブレーキをかけないマナーを守った安全運転です。

そして、発進時はふんわりとアクセルを踏んで、最初の5秒は時速20kmを目安に運転し、減速時は早めにアクセルを離して、エンジンブレーキを作動させます。

駐車時のエンジンのつけっぱなし(アイドリング)やエアコンを付けたままにするのはやめて、車の中には不要な荷物を置かず、タイヤの空気圧は定期的に点検するなどを心がけます。

一人で運転しているときも、『いつも大切な人を乗せている』と思いながら運転するといいですね。

まとめ

二酸化炭素の排出量増加、森林の減少、地球温暖化、自然サイクルの変化など問題は壮絶ですが、私たちの日常のちょっとした工夫でもエコ活動ができて、地球にやさしい生活へとつながって行きます。

ですが、無理をすると続かないので、たくさんのエコ活動から自分のライフスタイルに合わせて、続けられるものをコツコツとすることが大事ですね。

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