キッチンハイターとブリーチとは何が違うのだろうか?
家庭ではよく使うキッチンハイターやブリーチですがスーパーなどに行くと隣同士で置いていますよね。
どちらも台所洗剤としてまな板除菌やカビ取りなど様々な用途で使われています。
どうしてブリーチよりキッチンハイターは高いのか?
と不思議に感じているかたもいると思います。
見た目も似ていてただ違うのはハイターかブリーチかの違いです。
買う方からすると用途に合った物を購入したいですよね。。。
そこで、今回はブリーチとハイターの違い、成分はどう違うのかを調査してみました。
疑問に思っているかたに是非参考にしていただきたいです。
キッチンハイターとブリーチの違いとは?
商品名がハイターかブリーチの違いだけなのです。
私は名前だけの違いだとは思ってもいませんでした・・・
キッチンハイターと言う名前で販売しているのが花王というブランド。
そして、ブリーチが主にライオン、カネヨなどが販売しています。
つまり、花王以外はハイターという名前を使えないのでブリーチという名前を使っているということになります。
花王が他社商品と差別化、ブランドにする為に「キッチンハイター」という名前をつけているのです。
価格もハイターの方が高めで名前だけの違いしかないので安い方でも効果はなんら変わりはないのです。
ですので、スーパーなどに行き迷ったときは安い方を購入するのがいいと個人的に思います。
これまでに漂白業界で花王やライオンが競争をしてきて、その中で差別化のために商品名だけが異なるのです。
花王がハイターと商標登録しているので他社は名前を使うとこができずブリーチという名前を使っていると思っていただけたら問題ありません。
キッチンハイターとキッチンブリーチの成分の違い
キッチンハイターの成分
・次亜塩素酸ナトリウム
・界面活性剤
・水酸化ナトリウム
の3つの成分で作られています。
ブリーチの成分もほぼ同じなのですが、界面活性剤の成分が少し異なります。
ブリーチに使用されている界面活性剤は「アルキルアミンオキシド」という名前
ハイターに使われている界面活性剤は「陰イオン界面活性剤」という成分が入っているのです。
なんだか言いにくく、混乱しますが。。。
界面活性剤の成分が少し異なりますが、効果は全く変わらないのです。
キッチンハイターはトイレにも使える?
私は、トイレの掃除の際にハイターを使うことがありますが、果たしてトイレにも使っていいのだろうか?
ハイターには漂白成分が含まれていて黒ずみを漂白して汚れを取る効果があり便器内の消臭も期待できます。
週に1回程度にするとよいのではないかと思います。
ですが、使い方を誤ると害を及ぼすこともあるので、あまり頻繁に使うのはやめた方が良いでしょう。
あくまでもキッチン用漂白剤という事を覚えておくといいですね。
キッチンハイターを使う際の注意点
キッチンハイターを使う際はアルコールやお酢などの酸素系の洗剤と混ぜてしまうと有毒ガスが発生する危険性がありますのでやめてください。
また漂白剤なので色物や金属などについてしまうと変質する可能性もあります。
塩素系の洗剤は劇薬でありニオイがとてもきつく気分を悪くなる事があるので、ハイターを使う際は必ず手袋着用、換気をしてください。
さらに、大事なペットや子供が触ったりしないように、高くて届かない場所に保管することをオススメします。
キッチンハイターの液体と泡の違い
キッチンハイターには2種類のタイプがありますが、それぞれの特性を見ていきましょう。
液体タイプのハイター
基本的に水で薄めて付け置きして使います。
漂白にかかる時間・約30分
除菌や消臭にかかる時間・約2分
布や雑巾などを漂白する場合に使用します。
泡ハイター
泡ハイターは液体と違い直接吹きかけて使用するタイプ。
主に排水口のヌメリやまな板を短い時間で漂白する場合には泡ハイターをつかいます。
漂白にかかる時間・約30分
消臭・除菌にかかる時間・約2分
漂白する物により時間や使用方法が違うのです。
ハイター「泡・液体」を使えない物もあります。
・食品
・メラミン食器
などには専用の酸素系クリーナーを使用するようにしましょう。
ハイター・液体が使えない物
・柄物の繊維
・金属の製品
ハイターを使ってしまうと色が落ちてしまったりサビができてしまう為向いていません。
柄物や金属などは重曹を使用するようにしましょう。
泡ハイターが使えない物・場所
・ステンレス以外の金属
・天然の石製品や場所
に泡ハイターを使ってしまうと天然石が変色してしまいますので使用はやめましょう。
金属は泡・液体両方使えないのですが、泡は流すタイプですので使用可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身がハイターとブリーチの違いについて気になり調べた内容になっていますがこの記事がお役に立てれば幸いです。