一年というのは早いものですね。
つい先日今年が始まったと思ったのに、あれよあれよという間にもう今年の年末です。
そして年末といえば大掃除の季節です。
普段掃除しない隅々まで掃除したいものですね。
大掃除は一年のホコリを払い、新年を清い気持ちで迎えようとする意味合いがあります。
もともとは宮中で行われていた行事の煤払いからきているようです。
大掃除、面倒だなあという気持ちは置いておきまして、きれいになってスッキリするんですから、前向きに楽しんでやりましょう。
まずは準備
掃除用具をそろえておくことはもちろんですが、軍手・マスクは忘れないようにしましょう。
特に汚れの詰まったほこりが立ち上りますから、マスクは必須です。
ないと喉をやられますよ!
それから定期的に換気も忘れないようにしましょう!
大掃除する順番① 部屋の上のほう
一番最初に掃除したいのは、部屋の上のほうです。
あまり普段見上げないので目立ちませんが、いったん見上げてみましょう。
- タンスの上
- 棚の上
- 殿上の汚れ
- 電気のかさ
- 壁掛けテレビの上
- 換気扇
- エアコン
- 時計
・・・あげ始めたらきりがないくらい、目線より上にあるものは多いんです。
まず掃除の順番は、目線より上からはじめましょう。
もちろん、下に下にホコリが落ちていくからです
順番② 水回り
次は水回りです。
床をやる前に、床に汚れが落ちてもいい部分を先にやることです。
本当は、水回りは普段からのこまめな掃除が大事です。
水垢汚れやカビなどが付着しないようにするには、こまめな掃除が一番です。
普段はお掃除をしてそのままかもしれませんので、大掃除の時には掃除したら乾燥させましょう。
特にお風呂は湿気をとって、乾燥させる日にしましょう。
トイレの掃除も普段からですが、大掃除の時はタンクの蓋を外して点検したり、パイプの裏側まで拭いておくと安心です。
台所、お風呂、洗面所、トイレ。
どこも終わった後はくれぐれも換気と乾燥を忘れないでください。
順番③ 窓
窓も床より先にやりましょう。
なかなか取れないサッシの隅の汚れ、ガラスとゴムの間の汚れ、レールの汚れなど、かなり手間がかかります。
サッシは、まず掃除機やほうきで大きなほこりを取ります。
次は隅の汚れやしつこい汚れを歯ブラシで取ります。
歯ブラシはかなり有効ですよ!
レールの汚れは、レールの幅にスポンジを切って使うと隅々までよくこすれます。
事前にペットボトルに水を汲んでおいて、最後ちょっとずつかけて流すと、きれいに仕上がります。
多少窓の下が汚れてしまっても後で床掃除のときに拭く覚悟で、思い切って洗剤をかけて掃除してください。
順番④ 部屋の床
最後は床。
ただ、床を最後にすると、窓のレールにまたゴミが入ってしまう可能性があります。
窓のレールはもう一度ここでやらないといけないかもしれませんね。
一口に床掃除と言っても、色々な物が置いてあってなかなか進まないですよね。
効率を考えると、やはり最初に、なるべく床のものは掃除前に上にあげておくことです。
例えば椅子を机の上に上げておくだけでかなり能率が上がります。
ソファの下などは長い棒のついたモップなどで掃除しましょう。
普段見ないので気になりませんが、ほこりがたまって病気になる菌の温床になることもあります。
普段は見えない部分もしっかり探して掃除したいですね。
真ん中から外へ外へと掃除していくようにやれればベストです。
フローリングの床は、食べこぼしやペットの糞尿などもしみ込んでいる場合がありますので、洗剤をかけたあと30分程度放置してから拭くといいかもしれません。
フローリングは色々種類がありますので、自宅にあった洗剤を選びましょう。
カーペットは、洗えればいいですが、洗えない場合は拭きましょう。
5%の重曹水をスプレーしてまんべんなくかけた後、たたくようにして拭きとります。
重曹水を作らなくても、除菌もできるカーペットクリーナーなども売っています。
順番⑤ 細かいところの除菌
最後は、部屋の中を見回して、よく触るところを除菌していきましょう。
リストアップすると、
- ドアノブ
- 窓のカギ
- 電気のスイッチ
- 階段の手すり
- テレビなどのリモコン
- パソコンのキーボードやマウス
など、よく触るところは忘れずに除菌しましょう。
まとめ
年末の大掃除、効率よくやるには段取りと準備ですよ。
- ・掃除用具(軍手やマスクも)の準備
- ・上のほうから順番にやる
- ・水回り、窓とやって、最後に床
- ・よく触るところを除菌
- ・途中換気を忘れないこと
一年の汚れを掃って、気持ちよく新しい年を迎えたいものです。
ただ、12月に入ってからバタバタと大掃除の計画を立てるのは、大変です。
少し前から計画を立てて準備するとスムーズです。
なんなら毎週休みの日に一か所ずつ決めてやっていくのもいいかもしれません。
そう言い出したら、普段からのこまめな掃除ができていれば、大掃除でがんばらなくともいいんですけどね。