たまには静かなバーでゆっくり飲みたい、、、そんな気分になることはありませんか?
だけど初めてのバーってなんか緊張するし、何を頼んだらいいのか分からない。
その気持ち良く分かります、、、かく言う私も初めて一人でバーに行ったときは、
なれない空間と雰囲気につい飲みすぎてしまいそのままトイレでノックダウン。
お店の方にかなりご迷惑をかけたことがありました。
そんな私でも今では何件かの行きつけのバーがあり、顔なじみの常連として
接してもらえています。
そこで今回は初めてバーに行く前に知っておきたいことをご紹介します。
【バーの種類】
そもそもバーとは、バーテンダーによる接客やお酒の提供を行う
お店のことをいいます。種類は広くありますが、おおよそ5つに
分けられます。
・オーセンティックバー(高級ホテルなどにあり、格式が高く大人の振る舞いが求められる)
・ショットバー(ワンショットが語源となっており、一杯ずつ注文できる)
・スタンディングバー(立ち飲みスタイルでお客さん同士の距離が近く、ショットバーをさらにカジュアルにした感じ)
・ダイニングバー(お酒はもちろんのこと、食事もしっかりと楽しめるスタイルのバー)
・コンセプトバー(日本酒やワインなど、専門ジャンルに特化したスタイルのバー)
時代の変化、顧客のニーズに合わせてさまざまなスタイルのバーが
誕生しています。
【チャージ】
バーには基本的にチャージと言って、席料が発生します。
居酒屋でいうところのお通し代のようなものです。
チャージは別名で「テーブルチャージ」と呼ばれており、お店によっては
チャーム(おつまみ)が付いてきたりもします。
チャージの料金はお店によって異なりますが、大体500~1,000円が
相場ではないでしょうか。まれにですが、チャージ料0円で飲めるバーもあります。
【1杯目を注文する】
はじめの一杯はアルコール度数の低いシンプルなものから注文するのが
ベターです。おすすめはロングカクテルで、カクテルの中でも
比較的長い時間をかけて楽しむドリンクなので、バーの雰囲気を味わいながら
ゆっくりと飲んでいきましょう。
(ジントニック、モスコミュール、モヒート、カンパリソーダ、チャイナブルー、トムコリンズなど)
【会話を楽しむ】
空間や雰囲気においしいお酒もそうですが、バーを楽しむうえで欠かせないのが
会話です。お店によってスタイルは異なると思いますが、基本的には
バーテンダーさんが「何件目ですか?」「この辺でよく飲まれるんですか?」など
話を振ってきてくれますので何を話したらいいんだろうと心配する必要は
ありません。バーテンダーさんはお酒のプロであると同時に、話のプロでも
ありますので、気が付くと会話とお酒が進んでいること間違いなしです。
これは好き好みが分かれると思いますが、バーは知らない初めて会う方と
話が出来る場でもあるんです。バーテンダーさんが意図的に他のお客さんと
繋げてくれたり、常連さんが気さくに話かけてくれたりもします。
普段会わないような職業の方に会えたり、聞いたことのない面白い話を聞けるのが
バーの醍醐味でもあるんです。
【初めてのショートカクテル】
バーに行ったら誰もが一度は頼んでみたいのが、このショートカクテル。
ですが頼み方がいまいちわからない、、、そう思っている方が
少なくないのではないでしょうか?ズバリ!バー初心者の方で
ショートカクテルを頼むときに大事なことは、自分の好みを
ハッキリと伝えることです。
・甘い系かさっぱり系か
・甘い系の場合はフルーツ系かクリーム系か
・希望がある場合はベースにしたいお酒
・苦手なお酒やフルーツ
などを伝えるとバーテンダーさんもイメージしやすいです。
ここで注意したいのが、なんでもいいはなしにしましょう。
余談ですがショートカクテルのショートはグラスの大きさの事ではなく、
実は時間を表しているんです。飲み干すのに最適な時間によって分けられていて、
主にショートカクテルは3~10分くらい、ロングカクテルは
15分~20分くらいと言われています。必ずしも守らなくてはいけない
ルールではありませんが知っていると知らないでは心持も変わってくると思います。
せっかくキンキンででてきたカクテルが時間が経ってしまい、ぬるくて
おいしくなくなってしまってはもったいないですからね。
【おつまみを頼む】
おいしいお酒を飲むんであればやっぱりアテが欲しいですよね。
バーにおいてあるおつまみはもちろんそのお店によって異なりますが、
基本的には乾きものが多いと思います。ナッツやチョコレート、ビーフジャーキーに
チーズの盛り合わせなど、他にも野菜スティックや生ハムがメニューにある
お店も珍しくはありません。飲んでいるお酒に合うものをチョイスして注文
するのがいいと思います。
【お会計】
バーは基本的に席会計のお店がほとんどです。
会計をしたいときのよくあるいい方は、
・チェックお願いします
・お会計お願いします
・締めてください
などが一般的です。
上記と並んでよく使われている「おあいそして」がありますが、
この言葉には「愛想が尽きた」という意味が含まれており、
あまりいい表現ではないので気を付けましょう。
【まとめ】
バーと聞くと「敷居が高そう」「なんだか入りづらい」などのイメージを
持っている方が多いと思いますが、一度入ってしまえばバーテンダーさんは
優しいし、そこには非日常の空間が広がっています。
それでもやっぱり入りづらい方はバーの前に居酒屋さんで一杯飲んで、
ほろ酔いになってからいくのがおすすめです!
ぜひチャレンジしてみましょう。