日本は離婚大国とも言われており、3組に1組が離婚していると言われています。
そんな離婚大国で夫婦円満に過ごすために大切なことは何なのでしょうか?
そもそも「円満」というのは、調和がとれていて不足がない状態を指します。
つまり「夫婦円満」とは、夫婦関係が満ち足りていて、穏やかな状態を表します。
かく言う私は、現在結婚5年目でして付き合いをスタートしてから合わせると約10年、妻と一緒にいることになります。
そんな私が日頃、夫婦円満でいるために心がけていることをいくつか紹介させていただければと思います。
【夫婦円満のコツ】
(1)感謝の気持ちを伝える
食器の洗い物や掃除、洗濯に買い物と生活には欠かせないものが山ほどあります。
役割は夫婦それぞれにあると思いますが、やってもらって当たり前ではありません。
自分だってあれをやったのだからそれをやるのが当然とふんぞり返ってしまっては円満の関係が築けるわけがありません。
「ありがとう」と言葉にして伝えることで夫婦の距離もぐっと縮まり、関係がより強固なものになると思います。
(2)会話の時間を作る
最近はスマートフォンで動画や映画、書籍に漫画にゲームまで好きなコンテンツが好きなだけ楽しめるようになりました。
1人だけで楽しめてしまうものがこれだけあると、意図的に会話することが大切だと思います。
私たちが実際に行っていることは、夜ご飯の時はテレビをつけずスマホを触らず会話を楽しんでいます。
その日あったことや聞いたこと、学んだことや見たものまで自分にとっての良いアウトプットの場にもなるのでおすすめです。
(3)お見送り、お出迎えをする
「行ってらっしゃい!」「おかえりなさい。」
この言葉を顔を見てかけるだけでも夫婦円満につながります。
大事なのは継続することで、何気ない言葉には愛情が溢れていますし、これだけで感謝の気持ちが伝わります。
優しさは伝染しますので、自分が心がけるだけで相手も同じことをしてくれるようになります。
コミュニケーションにもつながりますので習慣にしていきたい言葉です。
(4)一人の時間も大事にする
二人で過ごす時間ももちろん大事ですが、夫婦は一生を共に過ごすと約束した関係です。
年がら年中一緒にいてはさすがに飽きますし、疲れるのが事実だと思います。
そこで大事なのが一人の時間で、私の場合はカフェに行き本を読んだり、居酒屋のカウンターでしっぽりと飲んだりして一人時間を楽しんでいます。
妻は妻でネットフリックスを見たりしていて、そうすることで夫婦時間とのバランスをとれ、夫婦円満に繋がります。
(5)日々の生活の中でささやかなプレゼントを渡す
わかってはいるもののなかなか実行にできないことのひとつが、プレゼントではないでしょうか。
誕生日でも記念日でもないときにお花や手紙など、ささやかなもので大丈夫です。
そんなささやかなプレゼントが心を動かし、円満へと導いてくれます。
【やってはいけないこと】
夫婦とはいえ、元々は異なる価値観を持った一人の人間であることは変わりありません。
ですが、距離が縮まると良くも悪くもいつの日か相手にここをこうしてほしいだとか、なんでこうしないのだとか、要求するようになってしまいます。
そこで互いの価値観や考え方のぶつけ合いをしていてもいい方向に向かうケースのほうが少ないと思いますので、はじめから相手の価値観や考え方を尊重したほうが穏やかにいられますし、幸福度も高くいられると思います。
たいていの男性は暴力をふるってはいけないという認識はもっています。
なので手は出しませんが、でも代わりに物に当たってしまうという人は非常に多いと思います。
イスを蹴ったり、テーブルをたたいたり、壁を殴ったりと、それだけでも女性は恐怖感をもち何も言えなくなってしまいます。
求めすぎないと似ていますが、相手のことを気にしすぎると「重い」と感じるようになります。相手のスマホをのぞいたり、「誰と飲みに行くの、何時に帰るの」矢継ぎ早に聞くのは良くないので、夫婦円満のために適度な距離をとるのが大切です。
スキンシップも夫婦円満には欠かせません。
結婚して月日が経つと夫婦間のスキンシップの回数が減っていくのは事実です。
例えば、行ってらっしゃいのキスや手をつないで歩くなどは恥ずかしくなり徐々に回数が減っていくと思います。
実はスキンシップは夫婦の愛を感じ取るには大変有効な手段なのです。
恋愛の熱量がなくなった今、あえてスキンシップをしてみると想像以上に効果を感じるはずです。
【まとめ】
もともとは赤の他人だった2人が夫婦として共に生活していくには、お互いの歩み寄りが欠かせないと思います。
夫婦円満の秘訣は相手に関心を持ち、理解しようと心がけること。
「最近なんだかぎくしゃくしている…」そんな方は、なにか一つでも試してみてください。