心臓疾患は、知らない間に忍び寄る!普段から気を付けたいこととは


心臓疾患
は、突然襲ってきます。

私はまだ40代の時に心筋梗塞を経験しました。

幸いにも麻痺などは残らなかったので、今は回復して普通に暮らしていますが、薬と通院は欠かせないようになってしまいました。

突然襲ってきた心筋梗塞、駅でなかったら・・・

私の場合、心筋梗塞に出勤途中で急に襲われました。
電車に乗っていて、胸が痛くなり、座っていられなくなったのです。
胸を押さえながら途中の駅で這って電車を降りました。

ベンチまでも歩けず、そのまま横になってもがきました。
祝日の土曜の朝でしたので、いつもよりはサラリーマンは少なかったですが、それでも人がいたので誰かが駅員さんを呼んでくれました。

駅でなかったら、人通りが少ない道だったら、きっと命を落としていました。
そう考えると今でもゾッとします。

後から知ったのですが、心筋梗塞は午前中に発症することがほとんどなんだそうです。

数日前から予兆があった

心筋梗塞の予兆がなかったかといえば、気づかないだけで実はありました。
これも後から知ったんですが、心臓が痛くなったりするのではなく、心臓に近い部分に不調が出てくるんだそうです。

私の場合は、数日前から左の奥歯が痛いなと思っていました。
親知らずが痛いんだなと思い込んでいました。

そして前日には左肩の痛みがありました。
肩甲骨のあたりです。
肩が凝ってるな、寝違えかなくらいに思っていました。

そして病院に運ばれる当日も肩はこっているような感じがしていて、ちょっと体調良くないなというくらいで朝仕事に出かけました。

自転車で駅まで行くんですが、途中気分が何となく悪く、吐き気がして、自転車をとめて休みました。
自動販売機で水を買い、なんとか電車に乗れば転寝できるだろうと思い、そのまま駅まで行き、電車に乗りました。

そして、しばらくして、胸が痛くなったんです。

救急車で運ばれる時には


なんとか電車から降りて倒れるときに、妻に電話をかけていました。
出なくても救急隊の声は聞こえるだろうと思ったんです。
とっさにやったことですが、それも良かったことでした。

救急隊が来てくれて、痛いところを聞いてくれて、「心臓」というと、すぐに病院に運ぶことになりました。
救急隊の方が名前や生年月日を何度も聞いてきました。
後で聞いたことですが、意識を失わないためだそうです。

幸運にも近くの大きな循環器の病院に運び込まれ、緊急手術をしてもらい、助かりました。

合併症にもなってしまい、一か月ほど入院しました。
その後退院してからも、何年か後に不整脈が出たり、今も注意が必要な様子ではあります。


心臓疾患にならないために普段から注意できること

心臓疾患は、普段の生活に深くかかわってきます。
主に、血管がつまらないようにするために、食生活と適度な運動です。

コレステロールに注意!

コレステロールの値が高いのは良くありません。
血圧にも注意したいところです。

塩分を控えめに

よく言われることですが、塩分を控えめにしましょう。
減塩商品を選ぶよう心がけましょう。

普段から気を付けていれば、たまには外食で味の濃いものを食べても大丈夫です。

食材の中では、特に取りすぎない方がいいのが、バターです。

油分が問題なのですが、脂を植物性のオリーブオイルに変えるなどすると効果的です。

食事内容に気を付けることは案外難しいですよね。
忙しい時には、急いで食べないといけないですから、どうしてもジャンクなものになりがちです。

身近な人に協力してもらえるなら、やりやすいかもしれません。

運動は適度に

これも良く言われる適度な運動が大事ということです。
これは、太らないためにも必要です。
やはり太ってしまうと、血管も詰まりやすくなります。

日ごろから、少し息が上がるくらいの運動をするように心がけましょう。
ただ長い距離を歩くだけではなく、少し息が上がる程度です。
歩くなら、軽いランニングも混ぜるといいでしょう。

血圧にも注意

血圧は、人によって適切な値が違うそうです。
心配な方は、専門の医師に相談した方がいいでしょう。

ただ、高いから悪い、ということでもないようです。
血圧が高いのは、心臓に力がある証拠です。
ですから、高すぎないことが重要です。

お酒とたばこはやはり良くない

お酒とたばこはやはり良くありません。
ただお酒は、適量にとどめておけるなら心配いりません。
毎日大量に飲むとか、一気に飲むとかしなければ大丈夫です。

ただもちろん心配な場合は医師に相談しましょう。

過剰なストレスも良くない

言うまでもなく過剰なストレスもあまり良くありません。
過剰なストレスによって、お酒の量が増えたり、甘いものをたくさん食べてしまったりもします。

今の世の中、ストレスのない仕事なんてないかもしれませんが、それでもなるべくストレスの少ない仕事をしたいものです。
そうはいかない事情も多いですが、仕方ありませんね。
睡眠を十分にとって、自分なりにリラックスできる空間をもっているようにしましょう。

まとめ

経験を踏まえ、心臓疾患にならないためにできることをあげてみました。
普段の生活の中で少し注意するだけで、怖い病気や身体の不調を防げることもあります。

他人ごとではありません。
日々健康に注意して生活しましょう。

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