不眠で、夜眠れないーとても辛いですよね。
不眠症は国民病と言われ、5人に1人は当てはまるようです。
私も息子が0歳の時、夜中に授乳で起きる度に眠れなくなってきました。
初めの頃は授乳後もすぐに眠れていたのが、子供が長く眠るようになった頃に、自分は不眠症のようになっていたんです。
その頃の経験から、どのようにして不眠を解消していったのかを、お伝えできたらと思います。
はじめは酸素カプセルから
私の場合は寝られない事も起因して、突発性難聴になってしまったんです。(他の原因もいくつかありました。)
その治療の一環として、病院の他に酸素カプセルにも通い始めました。
初めての酸素カプセルでしたが、高気圧の効果でグーッと深く眠れて、起きた時にはあっという間に2時間が経っているような感覚でした。
カプセルに入ることで体内の酸素量が増え、副交感神経優位となり、以前より夜も寝やすくなりました。
仮に夜寝られない時があっても、酸素カプセルに入っているから、自分の体は大丈夫、心配ないと思えるようになったんです。
カプセルは自律神経を整える、究極の方法だと思いますが、その他にも副交感神経を優位にする為に、わずかながらやっていたこともあります。
寝る前に温かいミルクや、白湯を飲むのが良いとされますが、私の場合はカフェインレスであるルイボスティーをよく飲んでいました。特に<アップルルイボス>のように、フルーツの味が加わったものが飲みやすく、今も時間に関係なく飲んでいます。
もう一つよく飲んでいたものは、炭酸水です。甘みなどのない0カロリーの炭酸水を、今でも寝る前に度々飲んでいます。何となく血管が広がる感じがして、リラックスできるのがわかります。睡眠の為だけに限らず、炭酸水は体にとても良いことを、酸素カプセルの職員の方も言われていました。
そしてカプセルや、そういった飲み物よりも、更に私の不眠を解消してくれたものがありました。
意外な方法だと思いますが、次にその事についてお話したいと思います。
座布団を乗せると良い
突発性難聴になった頃から、鍼灸接骨院にも通いだしていました。
そちらの先生がアドバイスして下さった、不眠の対処法がありました。
それは寝る時、横を向いた姿勢などで、顔の上に座布団のような物を乗せるというものでした。
聞いたときは「座布団ですか?」と思わず笑ってしまったのですが、先生はいやいや座布団を侮ってはいけないと言われ、少し顔の辺りに圧をかけてやる事が効果的である事を言われました。
私の場合、丁度良い座布団が周りにありませんでした。そのため、初めは薄いクッションや幼児用枕などを試してみました。それらは少し動くと落ちてしまうこともあったので、少し違うかな?と思い始めました。
そうして行き着いたのは、フェイスタオルや息子の肌着などを使うことでした。
座布団よりは随分と軽いですが、私にはこれが丁度良く、すっと眠れるようになったのです。
圧もあると思いますが、アイマスク的に完全に目の辺りが暗くなることでも、寝やすくなったのだと思います。因みにアイマスクは締め付けられる感じがして、私には不向きでした。
人によっては座布団くらいの圧が丁度良い方も、多いと思います。
ご自分に合った、心地良いアイテムを見つけられると、不眠解消につながると思いますので、色々と試してみてください。
他にも意外な不眠解消法が
ネットで調べてみると、他にも初めて知るような不眠解消法が紹介されていました。そのうちの2つだけ、こちらでも紹介したいと思います。
「3行日記をつける」
順天堂大学医学部の小林弘幸教授が著者で書かれている方法で、自律神経のバランスを整えるようです。それは眠る前に次の事をノートに書くというもの。
1、今日一番失敗したこと、うまくいかなかったこと、良くなかったこと
2、今日一番感動したこと、うまくいったこと
3,明日の目標
必ず日付と曜日を書き、出来るだけ簡潔に書くということです。
こちらの方法は睡眠の為だけに限らず、自分自身の精神にも良いことだと思うので、私も試してみたいと思います。
そしてもう一つは、<米軍が採用した2分で寝れる睡眠導入法>というもの。
1、ベッドに横たわり、額・頬・アゴ・舌・鼻など一つ一つ顔のパーツを意識していきます。
2、次に肩に意識を向け、力を抜き、肩と腕全体の重みを感じます。
3、胸・胴体全体を意識します。
4、同様に足も片方ずつ、付根・もも・ひざ・すね・ふくろはぎ、足の甲・足の指・足の裏とそれぞれ意識していきます。
2・3・4はそれぞれ肩・胴体・足が床に沈み込んでいくイメージをしながら、リラックスします。
5、最後の10秒、何も考えず頭を空っぽにします。
以上です。
米軍でこういった睡眠導入法が使われている事は知らなかったので、興味深く感じました。
2分で寝られるかは個人差があると思いますが、私も何となくやってみて、寝やすくなる感じを覚えました。
他にも、本当に様々な不眠解消法が紹介されていますので、ぜひ色んなサイトをチェックしてみて下さい。
まとめ
私の場合は、顔の辺りに圧をかけることや、酸素カプセルで副交感神経優位にする事で、不眠を解消できました。
勿論、時折は考え事で寝付くのが遅くなることもあります。そんな時は焦ってしまいがちですが、「1時間寝られなくても、○時間は睡眠が取れる」と頭の中で計算して、自分をリラックスさせたりします。ですが、大抵は考え事が湧いてくる前に、すーっと眠れています。
なかなか寝られずに、今苦しい思いをされているあなたにとって、夜は不安なものだと思います。
あなたにとって最適な方法が、少しでも早く見つかりますよう祈っています。