読書好きの方必読!アウトプットにつながる読書術とアウトプット方法


そもそも読書にはどんな効果があるのか?

読書にはストレスが減少したり、他人の感情を読み解くスキルがつくなど、

そのメリットは数多く存在します。

そんな読書方法においても字面を追っただけで、何も記憶に残っていないただの

「ザル読み」になってしまっては意味がありません。

そこで今回は、今後の人生に活かすことのできる「アウトプットにつながる

読書術とアウトプット方法」をご紹介します。

【アウトプットにつながる読書術】

・同じジャンルのものを連続して7~10冊読む


大前提としてあるジャンル、分野について知識を深めたいと思ったら

そのジャンルの本を複数冊読まないと意味がありません。

なぜなら本には筆者によるバイアスが存在していて、そのバイアスを

複数冊読むことによって最小にできるからです。

バイアスとは「偏り」のことで、本には筆者の意見というのが

必ず存在します。しかしそれは筆者の意見や解釈であって必ずしも

事実とは限りません。例えば、最近流行りの地方移住についての

良し悪しが書かれている本があるとします。こうした場合に

地方移住の良し悪しに関する本を複数冊読むことによって、

真実を精査することができるのです。要するに、本を複数冊読むことによって

限りなく正しい真実を知ることができるのです。

また、多くの本に共通して書かれていることはその分野においての

基礎知識となるので、自分の血肉になりやすく思考力を鍛えられるとともに、

その分野においての理解がさらに深まります。

・意見を持つ


これは本を読みながらできるアウトプット法で、「自分の意見を

考えながら、本を読む」というものです。読書する際、本に書いてある

内容に対して「うん、うん、なるほどね」とそのまま

受け入れてしまいがちだと思います。ですがそれでは知識を活用する力は

育ちません。大切なのは「これって本当にそうかな?」

「え、これはどういうことだ?」と能動的に自分の頭で考え、さらに

アウトプットするところまでやらないと、せっかく取り入れた知識を

活用できるようにならないのです。

・45分を基準にする

読書をするためには集中力が必要です。そもそも人間の集中力の

限界は60分程度と言われています。学校の授業やサッカーのハーフタイムが

45分~60分以内になっているのもこの人間の集中力が元になっていて、

読書をする際もこれをひとつの基準にするとアウトプットにつながる

効率的なものになります。

【アウトプット術】

・本を読んだら即行動する


ありきたりにはなりますが、即行動に起こすことが何よりも大事です。

本を読む目的にアウトプットを前提として読むことでただの知識集めで

終わることがなく、行動に移しやすくなります。

例えば、自分に合った適職をさがしているのであれば、自分の性格や

好きなこと、これからやりたいことなどの自己理解に着目した本を読みます。

その過程で、「時間や場所に縛られることなく仕事がしたい」と思ったら

すぐにネットで検索をすればwebライターや、エンジニアなどの検索結果が

でます。今は無料で学べるツールや未経験からでも仕事ができるプラットフォームが

整っているのでそこでアウトプットすることで、読書で得た知識を生かすことが

できます。実際に行動に移してみると、問題が発生したり分からないことが

出てきたりします。そうしたらまた本を読んだり、調べたりして改善を

続けていけばいいのです。

・SNS

ツイッターやインスタグラムで手軽にアウトプットができます。

本の内容に加えて、自分の意見と感想を合わせてツイートすることが

ポイントです。

ツイッターは140字の制限がありますので、内容を要約して短く

まとめる力も付きます

インスタグラムは読書記録の投稿をしている人がたくさんいます。

文字数に制限がないのでインプットしたことを思いのままに書けるのが

メリットです。

さらに、インスタグラムの特徴として「タグ」というものがあります。

ツイッターのタグに比べてインスタグラムのタグは活発に使われているので、

フォロワー以外の読書好きな人からリアクションがもらえたりして

モチベーションにもなります。

・話す


最も簡単なアウトプットは話すことだと思います。

読んだ本について話すことで、本の内容を思い出すことができて

復習になるので記憶に定着しやすくなります。

ここで大切なのは、本の内容を要約しながら相手に伝えることです。

具体的に、「こんな風に思ったことはないから新鮮だった」

「これは仕事のこういった場面で使えそうだ」など、内容をしっかりと

話すことが重要です。

飲みに行ったときに同僚と、家に帰ってから奥さんと話す際などに

意識してみてはいかがでしょうか。

・ブログに書く

本を読んで感じたことや今後の人生に活かせそうなことを要約や書評という形で

アウトプットすることによって、より記憶に定着しやすくなります。

実際に言語化していくと、その過程で自分が抱いている価値観にも

気づくことができ、自己理解も深まります。

長文を書くためには、きちんと論理だてて説明する力が必要です。

そのため、ブログでアウトプットする力がつくと企画や構成、メールなど

仕事の上でも使えるスキルになります。

【まとめ】

アウトプット(行動)にしてこそ、読書に本当の価値があります。

貴重な自分の時間を「読書に使う」いう選択をしたのなら、意味のある

ものにするために、正しく読書していきましょう。

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