初めてのガーデニング!素敵に魅せる花選びと作り方

家の庭やベランダを色とりどりの花やグリーンを飾って癒されたい!

でも、草花の育て方をあまり知らない、初めてのガーデニングはハードルが高いと感じていませんか?

そんなことはありません。

ちょっとしたコツをつかんで、初めてでも育てやすい草花を選べば、庭の広さに関係なく自分好みのステキな世界観を楽しめます。

そこで今回は、初心者の方でも失敗しないガーデニングのコツをお伝えします。

上手に花を咲かせるためのガーデニングのコツ

花を見ていると心が落ち着いて、嫌なことがあっても薄れていくような癒し効果がありますね。

そんな草花を『一年中お家の庭で見たい』という願いは可能ですが、それにはちょっとした工夫が必要です。

ガーデニングを始める適した時期は?

ガーデンはいつでも楽しめますが、始める時期は初春・初夏・初秋・初冬の季節に合った草花を選んで植えます。

実は、夏や冬などに始めるのは無理だと思われる時期でもできるのです。

ですが、土に植えてから1~2週間くらい、植物は不安定で根付かない状態なので、この時期が真夏や真冬に重なると弱ってしまうため、季節の初頭にガーデニングを始めてることがポイントです。

我が家では6月2日にガーデニングを始めて、その花苗は真夏を乗り越え10月まで楽しむことができました。

ガーデニングに必要なもの

草花を健やかに育てるために必要な道具があります。

ホームセンターは種類が豊富で、自分好みの使いやすいものが見つかると思いますが、通販サイトや100円ショップでも一式そろえることができます。

植木鉢・プランター

苗を植える容器は、好みに合わせて楕円形、長方形、丸など、その材質もプラスチック、陶器、木製など様々あるので、自分のイメージするガーデニングに合わせて選びます。

経験からですが、最初はもち運びのしやすい、デザイン性のあるプラスチック素材が色も豊富にあるのでおススメです。

そして大きさを選ぶ基準は、花苗を一株育てる場合、苗の号数よりも1~2上の号数の鉢・プランターを選びます。

例えば、苗が3号ポットの場合、4~5号の鉢・プランターが必要になり、寄せ植えなどする時もある程度余裕がある鉢を選びます。

花苗

口径9cmの3号サイズのポットに入った茎葉の伸びた苗です。

種から育てることも可能ですが、初心者の方は使いやすい「苗」から育てることをおススメします。

多くの園芸店では、その花の開花期よりもやや早めに出しているので、その花の特徴や栽培時期、開花期、初心者に育てやすいなどのポップのコメントをよく見て選びます。

また、花びらがキレイに開いて、つぼみがたくさん付き、葉っぱに張りのあるものを選ぶことがポイントです。

そして、葉に黒っぽいシミや斑点などが付いている苗は、病気になっている可能性があるので避けましょう。

土・培養土

草花をキレイに咲かせるためには、排水性と保水性があり、栄養分豊富な栽培専用の『培養土』が必要です。

「家の庭に土が沢山あるから、それを使って栽培したら失敗した」という声をよく聞くので、鉢植えやプランターで育てる場合は必ず用意します。

そして、培養土には草花用、野菜用、観葉植物用など種類があるので、自分の育てるものに合わせて選びます。

また、庭に地植えをする場合は、『腐葉土』を準備し、草花の植え付けの時に庭土と混ぜて使います。

鉢底ネット・鉢底石

鉢やプランターの底には排水用に穴が開いています、そこから土が流れ出ないように鉢底ネットを置き、鉢底石は底に長時間水が溜まって根腐れなどしないように敷きます。

肥料

肥料は草花が成長するときに栄養分を補うもので、苗を植えてすぐには使いませんが、間もなくして必要になるので最初にそろえておくと安心です。

草花には即効性のある「液肥」と遅効性の「置き肥」がおススメで、観葉植物などは効き目が緩やかで長時間持続する「緩効性化成肥料」がおススメです。

*その他にスコップ、水やり用のホース、ジョウロ、グローブ、移植ゴテなども必要です。

初めてでも育てやすい花の性質

園芸店やホームセンターではたくさんの花苗が並んでいて、あれもこれもと迷ってしまいますが、初めてでも育てやすい花の性質を知っていると少しでも選びやすくなります。

そこで、その季節に育てやすい花苗の特徴や性質を一種類ずつご紹介します。

春に適した花

ゼラニウム

この花は、真夏と真冬以外は花を楽しませてくれる多年草の仲間です。

花の色は赤、ピンク、白などがあり、丈は20cmくらいから長いものは80cmまでのびるものもあります。

乾燥などにも強い花ですが、過湿に弱い花なので、あまり雨の当たらないベランダや玄関先に植えると育てやすくなります。

夏に適した花

マリーゴールド

春から初冬にかけて咲き続けるとても丈夫な花で、害虫を撃退する働きもあるといわれているため、寄せ植えにもおススメで、初めて育てる夏の花にも適しています。

大きさもいくつかあるので、全体が小ぶりの「フレンチマリーゴールド」を他の青系の花などと寄せ植えすると爽やかなイメージになります。

秋に適した花

マーガレット

白い清楚なイメージが強い花ですが、ピンクや薄い赤色などの品種があり、マーガレットのみを植えてもキュートで見栄えがします。

比較的涼しい場所では夏でも花を咲かせるので、水はけのよい土を使い、水をやりすぎず乾燥気味に栽培すれば長く楽しめ、初めてでも育てやすい花です。

冬に適した花

デージー

キク科の花で「ヒナギク」とも呼ばれます。

とても丈夫な花なので、上手に育てれば長く楽しめて、開花は冬から春です。

ですが、高温多湿に弱く根腐れするので、湿気が多く雨がよくあたる場所は避けた方がいいですね。

花の色は赤やピンク、白の品種があり、草丈が大きくならないのでプランターなどにまとめて植えれば、彩りが少ない冬の庭が明るくなります。

まとめ

ガーデニングは必要なものをそろえて、季節に合った育てやすい花を選べば、初めての方でも自分好みの庭が作れます。

ですが、その花が終わると植え替えなどの作業があるので、少し大変だと思う場合は、庭に地植えをするのではなく、鉢植えをいくつか庭に置き、季節によって鉢のみを交換する方法があります。

植物は生き物なので、慣れていなくても愛情をもって育てると、ちゃんと伝わり、きれいな姿を見せてくれますよ。

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